2019年 08月 16日

「伝える」をリファインする。
科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業SciREX。
東京大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、九州大学など、
全国でも名だたる大学や研究組織が取り組んでいる共同プロジェクトで、
毎年夏に全国の学生や社会人が集まり、合宿しながら政策立案し、
政務官などに提案するという、実践的なプログラムがあります。
その事前ワークショップを、大阪大学と京都大学(STiPS)の学生を対象に、
まる一日のプログラムを、毎年担当させていただいています。
【鳥の目、虫の目、魚の目で議論を推進】
このプログラムを、今年から大きくリニューアルしました。
昨年まではどちらかというと、ファシリテーション寄りの「議論の場の観察」でしたが、
今年は議論を俯瞰的に関係づけたり、ディテールを深掘りしたり、
昨年まではどちらかというと、ファシリテーション寄りの「議論の場の観察」でしたが、
今年は議論を俯瞰的に関係づけたり、ディテールを深掘りしたり、
あるいは議論を抽象化したり、具体化させたりするためのツール、
アトリエ・カプリスのオリジナル「トンボマップ」を軸に進めました。
じつはこのフレーム、これまでは主に商用利用がメインでしたが、
今回のミッションを受け、はじめて「政策立案」のためのものに改訂したのです。
じつはこのフレーム、これまでは主に商用利用がメインでしたが、
今回のミッションを受け、はじめて「政策立案」のためのものに改訂したのです。
【そう簡単にはいかない思考ツール】
とある「課題」が投げかけられ、学生たちが政策立案に取り組みます。
こういったフレームを使うと「思考が容易に促進される」のが普通ですが、
トンボマップはその逆で「思考の不足が明るみになる」から、ちょっと厄介です。
トンボマップはその逆で「思考の不足が明るみになる」から、ちょっと厄介です。
たとえばはじめの「課題」をしっかり細部まで分解しておかないと、
あとあと深みのない分析のまま議論が進み、
既視感のある陳腐な提案になってしまいます。
既視感のある陳腐な提案になってしまいます。
また政策提言に詳しい先生のおっしゃるには、
「現状」の枠でちゃんとエビデンスをとらなければ、実現性ゼロと見なされてしまう。
【トンボマップのダイナミズム】
しかしディスカッションで出てきた意見やアイデアを、
別の枠に移動することで、ダイナミックにアイデアが変化するのが魅力。
それは各要素間での「整合性」も、しっかり考えられていることが条件ですが。
それは各要素間での「整合性」も、しっかり考えられていることが条件ですが。
今回のワークの中で、どこまでそれを体感できたかは分かりませんが、
議論→中間発表→プレゼンテーション→講評…と続く中、
多くの学生たちや先生方と、じっくりと多様な意見交換ができました。
日本の未来を背負うような学生の意見が聞けるのは、本当にありがたいことです。
議論→中間発表→プレゼンテーション→講評…と続く中、
多くの学生たちや先生方と、じっくりと多様な意見交換ができました。
日本の未来を背負うような学生の意見が聞けるのは、本当にありがたいことです。
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by at_caprice2
| 2019-08-16 20:20
| 講座・イベントレポート















