2015年 10月 30日

【デザイン図解のメソッド】
ふつう、マインドマップは、放射状に発想を広げていくものです。
発想を広げる…。
とても大切なスキルです。
でも、もっと難しいのは「収束」すること。
広げることはできても、まとめることがなかなか難しい。
では、マインドマップを逆転の発想で使ったらどうなるだろう?
というのが「デザイン図解」独自のメソッドです。
写真は以前にエゴコロサロンで作った、
さかさマインドマップです。
「自分の経験を編集する〜エディ・ラボ」というテーマで、
自分自身の「経験・知識」の“編集方針”なるものをさぐっていったものです。
マインドマップと違うのは、
まず放射状の外側から書きはじめ、
そこから受けた刺激と、思考の変遷をたどりながら、
ずんずん中心部へと切り込んでいきます。
そうすると、自分の意思決定の根幹の部分、
いわゆるコンセプチュアルな要素が、
ふわっと浮き彫りになってくるのです。

人それぞれ、自分なりの「知の編集方針」があるものです。
おもしろいものですね。
同じ刺激を受けても、人によっては受け止めかたが全くちがう。
それを一言で述べよ、と言われてもなかなか難しいですが、
ていねいに思考をたどっていくと、
その人なりの「中心的な考え方」が明らかになってきます。

こちらは、明日開催の「デザイン図解塾2」のメソッドです。
「ベクトルMAP」と名づけています。
自分の「ビジョン」というのも、なかなか言語化しにくいものですが、
さかさマインドマップでたどると、
自分が潜在的に大切にしている考え方が浮き彫りになります。
自分でちょっとパイロット版でやってみました。
すると自分でも想像したことのない言葉がたくさん出てきました。
そうか、自分が今いろいろ取り組んでいるのは、
こんな理想像を持っていたからなんですね。
がぜん、意気込みが変わってきます!
企業などでも、超オススメ!
逆転のマインドマップ、
それは自分の思考を収束させたり、
潜在的な思考を発掘していけるものです。
今後また、さまざまなプログラムに組み込んでいきます。
逆転のマインドマップを、企業研修にとお考えの方はこちらから
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by at_caprice2
| 2015-10-30 21:05
| デザイン図解のメソッド
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