2017年 06月 28日
「構造キャッチボール」明石高専造形プログラム(3)
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2017年6月27日 明石高専「造形」授業 3回目
「構造キャッチボール」〜紙を折って“波”を表現する〜
一枚の紙から「折る・曲げる・切る」などのプロセスを経て、
立体造形を組み立てるプログラムです。
「平面」から「立体」へ。
「立体」から「平面」へ。
「立体」から「立体」へ。
2Dと3Dの「イメージを行き来」する力を養います。
前回はアドリブ的な要素で造形に取り組みましたが、
今回は「図面」を軸に、構造を組み立てる手続き(プロセス)を
予測したり、分析、分解することが主眼となります。
はじめに「折り図」から立体物を想像し、
実際に紙を折って、完成させるプチ・ワーク。
(2D→3D)
つぎに「完成された折り造形」を観察して、
いったん図面におとし、再現するプチ・ワーク。
(3D→2D→3D)
そしてメインワークは、
「波」を造ることをテーマに、
図面を描いて、立体物を作るプログラムです。
「波」といっても、自然の海の波もあれば、
人生の波、好不調の波、波動、電波など、いろいろあります。
学生は、自分なりの「波」を考え、
造形に落とし込みました。
by at_caprice2
| 2017-06-28 10:36
| 大学・高専での仕事