2015年 07月 02日
ちょこっとしたイラストを描く
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【エゴコロサロン・レポート】
ちょこイラ入門講座
2015年5月19日(火)@大阪市立難波市民学習センター
ほんのちょこっとだけでいいから、イラストが描ければな〜。
そうおっしゃる方と、よくお会いします。
会議を進める時や、企画書を書くとき、アイデアを出すとき、
教える人、教材をつくる人…。
「ちょこっとしたイラスト(=ちょこイラ)」は、
「お絵描き」ではなく、
「コミュニケーションの道具」として、たくさんのニーズがあるようです。
5月のエゴコロサロンは「ちょこイラ入門講座」には、
「まったく絵心がない」という超初心者の方に
たくさん興味をもっていただき、
直前のお知らせにもかかわらず、
様々なジャンルの方にお集りいただきました。
取り扱う「ちょこイラ」は、「棒人間」。
ボクはふだん、あまり使うことはありませんが、
この「かんたんなテクニック」を身につけておけば、
イラストへの応用も難しくありません。

その前提で、まずは「棒人間デッサン」。
ボクがとったポーズ(ずんぐりむっくりですけど:笑)を、
見よう見まねで「棒人間」のカタチで表現します。
「人間の“曲がるところ”を観察しましょう」と、
花奈さんのアドバイス。
次のワークは「演出家ワーク」です。
イラストの最大の武器は、感情や状態、状況、程度などの、
「言語では伝わらないもの」が表現できること。
かんたんなお題をもとに、
リレー形式で演出をオーバーに表現していきました。

メインワークは「棒人間ジェスチャーゲーム」。
ある題材を「ちょこイラ」で表現していただきました。
一言一句、すべてを絵で伝えようとすると、
どんどん情報が盛り込まれ、複雑になっていきます。
まず、文中の「この部分さえ伝わればOK」というポイントに焦点をあて、
それを取り巻く「ことば」の象徴となるものを考え、
イラストを構成していきます。
こうやって「棒人間イラスト」を見て、
ジェスチャーゲームのように、オーディエンスがお題を当てる。
伝えたいことが伝わる瞬間は、とても嬉しいものですね。
あっという間の2時間。
中には、みるみる上達している参加者もいました。
参加されたみなさま、ありがとうございました!
by at_caprice2
| 2015-07-02 09:43
| 講座・イベントレポート
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