2012年 03月 08日
大学生が作ったお酒
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神戸親和女子大学のフィールドスタディにて、
大学生のプロジェクトチーム(兵庫県立大ともコラボ)に、
商品開発の指導にはいっておりまして、
これが、昨年よりプロジェクトを進行していたのが、
ついに本日、新商品として市場にデビューしました!
フィールドワークの模様
開発の模様
伊丹市に本社を構える、小西酒造さんから、
その名も「にゅーはーふ」という商品です。
これが日本酒なんだから、面白いでしょ?
酒離れと言われて久しい、若者の市場、
しかも「日本酒を女子大生に」という目的から、
「ならばいっそのこと、女子大生視点で製品を開発しよう」
ということで…、
酒蔵のフィールドワークに始まり、
コンセプトワークからマーケティング戦略、色、味覚、香りの開発、
そしてパッケージのデザインまで、
全てが大学生の視点で、作られたお酒です。
味は…
というより、バラの香りがとても意表をつきます。
正直、日本酒好きのおじさまは、首をかしげるかもしれません。
でも固定概念をはずせば、新しい分野のお酒として、
かなりユニークな商品です。
見た目は甘そうだけど、味はピリリと辛口なのがミソ。
味覚的には、日本酒の持ち味が活かされています。
にゅーはーふという言葉の由来は、
「女子会」のシチュエーションで飲まれ、
それまで「女子」だったのが、これを口にしたときから「辛口モード」。
女子の中に潜んでいた「おっさん的側面」が出てくると、
「女子会」は一気にヒートアップ!
まさに女子会の起爆剤的なお酒…
というコンセプトからついたネーミングです(笑)。
パッケージも、そんなシチュエーションをシンボライズしました。
とにかく目に付いて、手に取ってもらうことを大切にしたデザインです。
商品的には「定番商品」ではなく、
「スポット商品」の位置づけになりますので、
どこかのお酒売場の「花見企画」や「女子会コーナー」などで
扱われることが多いものです。
もしお店で見かけたら、ぜひウケ狙いで一本いかがですか(笑)?
by at_caprice2
| 2012-03-08 20:16
| プロジェクト参画