2012年 01月 26日
商品の魅力を1分間で伝える
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先日1月24日、ちょっと大きめのワークショップをやりました。
参加者は、大阪市内を中心とした製造メーカーさま、約80人。
来月のモニターイベントを控えて、
商品訴求のPRパネル作りを、デザインメソッドで体験してもらうものです。
当日は60社以上のブースが、ところ狭しと出ます。
その中で、自社の商品を魅力的にPRするには、
約1分間の時間内で、来場者に伝えなければなりません。
でも、ただ「何かをはしょる」では、納得したPRができないもの。
そこでデザインの手法で、
多角的な視点で情報をアウトプットし、
玉石混合のキーワードをブロックにまとめ、
「意味を圧縮」する方法を、ワークショップで体験していただきました。

そして、いちばん大切なのは「客観性」です。
これがプロのデザイナーと、自分で作るデザインの決定的な違いです。
ついつい物事を考えていると、主観的になってしまうもの。
そこで、ワークショップの後半は、
まとめた「パネルの原稿」を使って、
テーブル・プレゼンテーションし、
しっかり言いたいことが伝わるか、誤解されていないか、
など、意見を聞きながら「客観的な視点」を取り入れる作業を行いました。
このディスカッションで得たことを、
またはじめのメソッドに反映し、
何度かこれを繰り返すことでブラッシュアップしてゆく。
こうすることで、客観性のある、洗練されたメッセージが作られてゆくのです。
参加された皆さま、お疲れさまでした!
by at_caprice2
| 2012-01-26 10:07
| 講座・イベントレポート