2011年 12月 13日
ネオミュージアムでunパーティ!
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奈良県吉野にあるネオミュージアムで、イベントがあり、
全国から120名以上の参加者が集いました。
ネオミュージアムは、
ミュージアムのようで、ミュージアムでない空間です。
ここははるか25年も前からワークショップが行われ、
その「聖地」ともいえるような場所。
そこで「カンファレンスのようで、カンファレンスでない」、
パーティともワークショップとも言えるような催しが開かれたのです。
その名も「unconference〜経験のリミックス」(アン・カンファレンス)。
出し物は?
ひとことで言うなれば「みんなの経験(アイデア)の集合体」。
集まったみんなで、出し物を考え、その場で作っていく、
ちょっとした文化祭的なノリのパーティです。
随所随所に、いろんなグループの出し物があります。
●「un-BAR」ひとりでは立ち寄れないバー。どんなカクテルが出来上がるかな?
●「un-soup」あなたをスパイスに例えると?が、120もミックスされたスープ。
●「百人茶会」茶室にて自分の過去・現在・未来を思い、対話する場。
●「un-dialog」ここではおしゃべり禁止。もの思いにふけってお手紙を書いたり…。
●「大プレゼント交換」120名以上の、わいわいプレゼント交換会。
その他にも、歌あり、踊りあり、お芝居あり、ゲームあり、の、
盛りだくさんの大イベントでした!
おおむねのお題に「un」がついているのは、
参加者の経験知をかけあわせて、
常識にしばられない発想で企画するためでしょうか?
いずれにしても「対話」が、そのテーマの中心に流れています。
ド派手なオープニング・セレモニー。
バンドは、大学の先生たちです(笑)。
同志社女子大学の、上田信行先生。
このネオミュージアムの館長。
学習環境デザインとメディア教育についての実践的研究をされていますが、
むしろ稀代のパフォーマーと言ってもいいかもしれません(笑)。
東京大学の、中原淳先生。
「大人の学びを科学する」をテーマに、
企業や組織の学習・コミュニケーションを研究されています。
今回のカンファレンスの、「un主役」です。
神戸大学の、金井壽宏先生。
リーダーシップ, モチベーション、クリエイティブなマネジメントなど、
組織の対話と、創造、連帯、管理のありかたを研究されています。
とにかくポジティブマインドの持ち主なようでした(笑)。
メインは、この3人の先生たちとのカンファレンス。
とにかく理論よりも、マインドがビンビン伝わってくる、
そんな素敵な3人の先生でした!
そして、陰の主役は…。
ラーニングデザインズの三宅さんによるアートディレクション、
同志社女子大の、学生たちを中心としたスタッフの皆さん。
パーティの終わりには、心からの拍手喝采をあびていました。
こんな成功体験、うちの学生にもぜひ体験させてあげたいな…。
何かを与えられて楽しむだけではない。
その空間とコンセプトだけを与えられ、それに対してまじめに(?)考え、
自分たちで学びをクリエイトしていく…。
さすがに教育関連の大人が多く、とても刺激になるパーティでした。
みなさま、お疲れさまでした!
by at_caprice2
| 2011-12-13 10:32
| unlabo