2011年 08月 29日
ハニカミ京都 at ARTZONE
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昨日8月28日、京都三条にあるアートゾーンにて、
「ARTZONEなりきりワークショップ」の第2弾を行いました。
ちなみに、第1弾はこんな感じでした。
前回に考えた企画を実行するのが、今回の目的です。
午後からのワークショップの中に、
・社会貢献
・地域通貨
・コミュニティカフェ
という、3つの大きなテーマが内包されています。
これらは、前回のワークショップで行った、
アートゾーンに対する課題発見から、
長期的・短期的な目標をかかげて出来上がったテーマです。
文字にするとカタイですが、
実は課題発見の段階から「おもしろおかしく」進めてきたので、
じつに楽しくユーモアあふれる企画にしあがったのです。
題して「ハニカミ京都」。

「社会貢献」
各ペアを組み、指令どおり「何かいいこと」を行いました。
あるペアは、テナントビルのトイレを美しくする。
またあるペアは、日ごろお世話になっている地域の人たちに、
お礼を言ってまわる。
ギャラリーの事務所の床掃除をしていたら、
遊びに来ていた小さな子どもたちが手伝ってくれたり、
河原でごみ拾いをしていたら、
地域の人とコミュニケーションしたり、
お茶を差し入れてくれたり…。
日ごろ、外向きに活動していなかった学生たちも、
目からウロコが落ちるような、ステキな出来事がたくさん生まれました。

これらのアクティビティには、
少なからず、プチ企画、コミュニケーションなどの、
いろいろな要素が要求されています。
無作為にできあがったペアは、
その目標を通じて、対話しながら、実行していきます。
ちょうど、昔に放送されていたテレビ番組の「ハニカミ」のように。

「地域通貨」
彼女らのモチベーションを高めるのは、
「りかまるポイント」という、
アートゾーンだけの「通貨」。
貢献度に応じたポイント数で、
最後に行われる「カフェ」にて、おにぎりやコーヒーなどと交換できるのです。

「コミュニティ・カフェ」
最後は、コミュニティ・カフェ。
あたかも石原軍団の「炊き出し」のように、
おにぎりや小皿料理、コーヒー、デザートなど盛りだくさん。
「りかまるポイント」の数に応じて、交換できます。
なごやかで活気あふれるカフェタイムで、
ひととおりのワークショップ完了。
1日目のワークショップで出たアイデアを見ると、
「どこから手をつけていいものか」となりそうでしたが、
こうやって「遊び感覚」で、ある種の「ノリ」を持って行うと、
まず第一歩を踏み出すことができます。
そこからまた、新たな発見があり、
プロジェクトはどんどん磨かれていくのです。
みけんにシワを寄せて会議して、
いっこも実行できない、なんて方、
「遊び心」で進めてみるのはいかがでしょう?
by at_caprice2
| 2011-08-29 10:42
| 講座・イベントレポート