2011年 08月 17日
ARTZONEなりきりワークショップ
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昨日8月16日、京都三条のARTZONEにて、
「誰かになりきれば場が見える
~ARTZONEなりきりワークショップ~」
を行いました。
朝10時に始まり、夜の7時近くまで、
実に10時間にも及ぶ超巨編!
参加された15名の学生さん、ほんとお疲れさまでした!
このワークショップは、
京都造形芸術大学の学生が運営するギャラリー「ARTZONE」を舞台に、
毎年夏に行われている「あそびとまなびのバァ~(あそなび)」
というシリーズの一企画。
「あそび」の中から見つける「まなび」に注目し、
アーティストやゲストによるワークショップやトークショーなど、
毎日楽しいイベントが盛りだくさんの新しいカタチの展覧会です。
(チラシより文言抜粋)
その中で今回のワークショップは、
ARTZONEスタッフが、
自らARTZONEという「場」を考え、ビジョンや課題をとらえなおし、
全員で共有しつつ、実行計画に落とし込むという、
きわめて実践的なプログラムでした。

実践的であるとは言いつつ、
あまりクソまじめに討論すると、議論は硬直するのが常。
ここは「あそび」がコンセプトなので、面白おかしく議論を進めます。
どう楽しむかと言うと、「誰かになりきる」こと。
小難しく言えば、こうすることで主観的な視点が、より客観的に広がり、
自分たちが意識していなかったことがらも、ポンポンと出てくるからふしぎ。
時には刑事になり、ときには新聞記者に。
ときには神様になったり、お客さまや作家の目線になったり。
変幻自在な視点で、いろいろな意見が飛び出してきます。

いろいろな視点になりきったら、
巨大な新聞を作ったり、企画マップを作ったり、絵本を作ったり。
続々出されるヘンテコな指令に、
学生たちもそれらになりきることで応戦!
10時間近くの長丁場ということを忘れるくらい、
参加者の集中力とか、ノリとか、アイデアとか、
こちらの不安を吹きとばすくらい、
最後までモチベーションが途切れませんでした。
若さゆえなのか、そもそもそういうことが好きなのか、
学生のチカラ、おそるべし!
いや~、ほんと、すごいです!

10時間という、長いような短い時間で、
みんなが共有する「未来の物語」や、
明日からでもすぐに始めれられる「企画」が完成しました。
このワークショップは、この日だけではありません。
来る28日に、実行プランが実施されます。
これがまた楽しみ…。
また、レポートしますね~♪
by at_caprice2
| 2011-08-17 11:03
| 講座・イベントレポート