2010年 06月 02日
「デザインよみとき」終了!
|

メルマガなどでもお知らせしておりました、
「エゴコロサロン」のはじめてのワークショップ、
「デザインよみときワークショップ」が、
5月28日、無事に終了しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
当日は、色んな職種の方々が集まりました。
この多様性が、ワークショップのいいところですね。
主催者側も、とてもたくさんの気づきが得られました。

まずはアイスブレークを兼ねた、「文字をよみとく」。
漢字一文字を、いろんな演出を加えて表現していただきました。
とても面白いことになりました。
「悲」という文字が、隣の人と連携してストーリーになったり、
「笑」という文字が、人と温度差があったり・・・・。
同じ漢字の「意味」でも、人によって度合いが違うんですね。
コミュニケーションの大切な部分に気づきました。

次のワークは「写真をよみとく」。
ここからはテーブルディスカッションです。
ハッと目を引き付けられるビジュアルはどんなものかを、みんなで実験しました。
結果は予想をうらぎって、顕著に表れました。
このことから原始の呪術的な記号の力強さを知りました。
これは仮説はしていましたが、新しい気づきです。
いずれにしても、私たちは本能に近いところで反応しているんですね。
写真にセリフをつけるワークでは、様々なユニークな意見が出ました。
ビジュアル表現の「芸術度」と「記号度」について学びました。

最後は「デザインをよみとく」。
あるポスターを見て「芸術性」と「記号性」を読み取り、
そこからのメッセージを読み解きました。
2時間は、あっという間に終了しました。
準備することや、その場でおこることの臨機応変な対応など、
ふつうのセミナーとは異なる、ファシリテーターの難しさを体験しました。
しかし、とても心地よい疲れです。
みなさん、ありがとうございました。
さて「エゴコロサロン」では、ワークショップの第2弾も決まりました。
これにつきましては、次回の記事でお知らせします。
by at_caprice2
| 2010-06-02 11:08
| 講座・イベントレポート