2010年 03月 24日
新世界deアーーート
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観光地のにおいが強まってきましたが、
一歩奥に足を踏み入れれば、まだまだ「人情の町」の風景があります。
今、その人間味のある貴重なたたずまいを守るべく、
そこに暮らす人とアーティストが関わり、
作品づくりを通して、まちの魅力を再発見するイベントが行われています。
その名も「絶滅危惧・風景」。
舞台は新世界や山王、飛田、太子という、大阪でもかなりディープな街。
そこを拠点に、商売人や何してるのか分からないおっちゃん、
大衆演劇のスター、おかまちゃんなど、実に多様な人々が参加しています。
それを光の輪で包んだり、
カラフルな廃棄おもちゃで恐竜を作ったり、
なかなかホットなアートが展開されています。
写真は、アーティスト藤浩志さんの作品。
こういうものが、ポンと商店街の廃道の一画にあったりするもんですから、
道行くおっちゃんたちが、「何や?これ?」と釘付けになっていました。
好奇心に満ちた目をランランと輝かせてアートに参加する。アートを目にする。
アートというのは、人を差別することなく全体を包み込む。
やっぱりアートはいいな〜。
新世界、山王界隈は、ボクの昔の遊び場だったので、
「不思議なおっちゃん」の話はいっぱいあります。
またおいおい発表しますね。
「絶滅危惧・風景」は3月28日まで開催中です。
詳細「絶滅危惧・風景」
by at_caprice2
| 2010-03-24 09:30
| カプリスの日常