2010年 04月 23日
がんばる日本のものづくりpt1
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兵庫県の地場産業の取材に行ってきました。
はじめに行ったのは、加古川市の靴下工場。
兵庫県加古川市は、全国でも有数の靴下の産地です。
その中のひとつの工場を訪れました。
もっとジャンジャカと生産されるのかと思っていましたが、
実にていねいに作られていたことに驚きました。
もちろん機械で作りだすのがメインですが、
それは大量生産という代物ではなく、
たくさんの人の手を介して出来上がっていきます。
ほんと、ていねい。
現場を見るのは、とても大切なことだと思います。
理論だけで物事を考えると、それこそステレオタイプになってしまうので、
うかつな知識で「ブランド」は語れませんね。
こういった光景を見ていると、
日本のものづくりの、本当の価値が分かるような気がします。
やっぱりいいですね、MAID IN JAPAN。
社長は言ってました。
「そりゃ、うちでもその気になれば利益率の高い商品も開発できる。
でもそういうもんは大抵、すぐに飽きられるんや。
儲けは、やっぱりコツコツと積み重ねんとな。
ベストセラーよりも、ロングセラーを作るのが理想や。」
ボクは、また少しメイドインJAPANに誇りを感じました。
さて次は、たつの市の「原皮工場」。
このレポートは、また明日。
by at_caprice2
| 2010-04-23 10:47
| 大学・高専での仕事