2010年 01月 15日
みんなのチカラを総結集!
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残すところあとわずか。
1月10日は、これまでの総決算ともいうべき日。
自分たちで実際にワークショップを企画・運営する、実習プログラムです。
この日を目指して、11名のチームで、
早朝、深夜、バーチャル上で、泣いたり笑ったりしながら、作ってきました。
そして、いよいよお披露目の日です。
さて、うまくいくのかな…。
この日は京都の烏丸に、朝8時30分に集合。
午後からの実行に向け、現場を歩いたり知恵を出したり、最後の調整です。
もっと頻繁に会うべきなのかもしれませんが、
愛媛、三重、愛知からもメンバーが来ているので、
ほぼぶっつけ本番。
ギリギリまで準備に追われ、いよいよ午後からの本番スタート!
お題は「京都ブギウギ~街が二人の距離を近づける~」。
歴史と未来が交差する京都烏丸を舞台に、
参加者がペアで対話しながら歩くことで、他者理解へとつなげるPGMです。
途中、ペア同士が出会うと、ペアをシャッフルしたり、
チェックポイントで「価値観を引き出すような」お題があったり、
2時間のフィールドワークは、内容豊富。
アイスブレークがうまくいったのか、
参加者はためらいなく京都の町に飛び出して行きました。
テーマカードによって、
なかなか普段、他人と交わすことのない対話があったようです。
また京都のユニークな街のランドスケープにインスパイアされ、
話題も尽きることなく、あっという間にタイムリミットが来ました。
事故もなく、みんな無事に会場へカムバック。
そこからはパーティー形式での「ふりかえり」です。
みんなが撮った写真や、寄せ書き、チラシなどを見て、
どんな対話がなされたのか、情報交換が行われました。
総じて、みなさん楽しそうに振り返っておられましたよ。
日が暮れて、ようやく終了。
わずかな時間で、とても完成度の高いプログラムができました。
何よりもよかったのが、これを作りこんでいくプロセスです。
対話に対話を重ね、チームのメンバー一人ひとりが自分の仕事を見つけ、
誰に指示されることもなく、自発的に参加していく。
誰かに誰かが刺激され、また、さらに動きが出てくる。
そしていつの間にか、企画内容は研ぎ澄まされ、完成度を高めていく。
これは、ほんとにすごいことです。
休日返上、早朝深夜に及ぶミーティング、襲い来るプレッシャー。
そういったことや、またみんなの惜しげもない協力、情熱を思い出すと、
最後にはこみあげてくるものがありました。
みなさん、お疲れさま!ありがとう!
もちろん、その後のお酒は、うまいのなんのって…。
by at_caprice2
| 2010-01-15 13:55
| WSD@阪大